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「女子」を馬鹿にしていない内容

女子に映画 花より男子ファイナル特集号 2008年 6/30号 [雑誌]
このレビューの続きは大好きな人は読んだら気分悪いだろうから読まないほうがいいかも。

何だかなぁ〜。この種のイケメン写真目的のムックは
「とにかく写真が載ってればいいんでしょ」的な
ユルい作りのものが多いんですが
映画専門誌の出版社が出してるだけあって
インタビューはしっかりしています。
読んでいて「え?今つくしちゃんってこういう立ち位置だったんだ。

途中から登場する脇役のほうが「ああ、こういう人いるよね」って感じでよく描かれていて、肝心の主人公のつくしと道明寺の心理がいまいち理解できないのもちょっと辛い。

「お金持ちの学園に超庶民の女の子が・・」とかいう設定が陳腐な気がして今まで敬遠していたのですが、国民的少女漫画だし、レビューもすばらしいのでセット購入して一気に読みました。
ご都合主義のエピソードも多数だし・・「公園で会った貧乏そうなおじさんが実は」だの「記憶喪失になって」だの「田舎でピンチになっている時に助けに来てくれたのは」だの・・・「そんなわけあるか〜!」って言うね。」とか「へえ、この人のことはふっきってたんだ。

道明寺君は一本気でどっちかって言えば好きなキャラクターだけど「モデルのようなかっこよさ」があんまり絵から伝わってこない。
何というか、俳優さんたちを「イケメン」ではなく
「役者」として扱っているというか。まだ買ったもんか迷っている人がいたら、こういう否定的な感想の人もいるってことで参考にしてください。

つくしちゃんもファイトがあってかわいいキャラクターで全体としては良いんだけど、「飾り気のない魅力で登場するかっこいい男子にモテモテになっちゃう」みたいな古い少女マンガパターンをなぞった上に、はっきりしない態度で男をじらしまくり・・・。
「女子が観るべき映画」として
ゴタールやトリュフォーや成瀬巳喜男や小津安二郎を挙げたり
タナダユキや西川美和といった気鋭の日本人監督に
「大人になるために観る映画」として影響を受けた作品を語ってもらったりと
「女子」に媚びていない内容がなかなかです。と、思いました。説得力のあるエピソードもあるのだけど、時々「がくっ」と漫画を落としそうになりました。

正直、期待したほどではなかったかなぁ。キャラクターもドイツ語などの外国語はしゃべれるのに英語はしゃべれなかったりするし、つくしちゃんがいないと制御不能で学校の生徒を階段から突き落としたり、女の子の顔にケーキ塗りたくったり支離滅裂。

後半多少上手になったとは言え、最初のほうは絵が下手くそ過ぎる。

あとは、けっこう硬派な記事・文章が多いのも特徴。

ストーリーについては、いくら学校に多額の寄付をしてたって、犯罪は犯罪だろう・・・ってつっこみたくなるような無理なエピソード満載でびっくりしました。まだ、道明寺の気持ちに気づいてないんだ。

迷っている方は、90年代だったらまだしも今さら読むことないんじゃないかと思います。ヒロインの相手役の道明寺なんて超かっこ悪いし、車が道路から浮いて飛んでいるみたいに見えたり、俯瞰の構図で、顔がおおきくなり過ぎて、登場人物が三頭身みたいに見えちゃったり、肝心のキスシーンでデッサンが大狂いだったり・・・これじゃぁ、ちょっと入り込めないよ・・・と、思ってしまいました。コマごとに顔が変わってる?っていう位、しょっちゅうデッサンが狂っているのでよく顔立ちがわからないし、90年代だから仕方ないかと思うけど、すごい変な服を着ているし。」みたいなことにだいぶ経ってから気づく感じでしょうか。。

逆に、これを大ヒットドラマにした腕がすごい気がして、ちょっとドラマに興味が出ました。リアルタイムで連載で読んでた人はよく切れなかったなと思う。前半は読んでいて相当いらいらしました
女子に映画 花より男子ファイナル特集号 2008年 6/30号 [雑誌]

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